メタバースSpatialを中心に開発を行ってきた私達ですが、最近はRobloxの開発も始めています。Robloxは教育に強く、圧倒的に小学生以下のユーザーが多くいます。新しい教育体験の場として注目されています。
Robloxは子どもたちの体験型学習用途として、Spatialはビジネス向けに、提供しています。
ユーザー層の違い
RobloxとSpatial.ioの最も大きな違いの一つはユーザー層です。
- Roblox: 主に小学生以下の子どもたちがユーザーとなっています。教育体験や体験型学習の場として利用されることが多いです。
- Spatial.io: 主にビジネスユーザーをターゲットにしており、商用利用が無料から利用でき、APIが利用できて高度なデータ連携が可能なプランも、ビジネス利用としては国内では格安の位置づけです。
Robloxはそのシンプルで直感的なインターフェースと、豊富な教育コンテンツが子どもたちに受け入れられやすい特徴があります。一方、Spatial.ioはビジネスシーンでの使用を前提とした高度な機能とプロフェッショナルなデザインが特徴です。
特徴と対応デバイス
Robloxの特徴
- 教育体験型のコンテンツが豊富
- ユーザーが自分でゲームや体験を作成できる(これはSpatialも一緒ではありますが)
- 圧倒的なユーザー数(プレイしている人数を見ると、桁違いなので驚きますよ)
Spatial.ioの特徴
- ビジネス利用が安価
- ブラウザからアクセスする場合、アプリのインストールが不要
- Unityで開発できるため、情報ソースが豊富
対応デバイスに関しては、Roblox、Spatialともに、PC、スマートフォン、タブレット、VRなど多岐にわたるデバイスで利用可能です。
主な利用用途
Robloxの利用用途
- 教育と体験型学習
- クリエイティブなゲーム開発
- ソーシャルインタラクション
Spatial.ioの利用用途
- リモートビジネスミーティング
- 3Dデザインレビュー
- バーチャルイベントや展示会
Robloxは子どもたちの教育と遊びを融合させたプラットフォームとして、学校や家庭での学習ツールとしても利用されています。一方、Spatial.ioはビジネスの生産性を向上させるためのツールとして、企業のリモートワークやプロジェクト管理に活用されている他、商用利用が手軽なため、行政・自治体をはじめ多くの企業が利用しています。
人気コンテンツの具体例
Robloxの人気コンテンツ
Robloxでは、Tycoonと呼ばれるタイプのゲームが人気です。テンプレートもあるため、誰でも気軽にゲーム開発できる環境が整っています。
- Adopt Me!: ペットを育てるゲームで、教育要素と遊びが融合しています。
- MeepCity: ソーシャルインタラクションが楽しめる仮想都市です。
- Brookhaven: 自由に生活をシミュレートできるゲームで、さまざまな職業体験が可能です。
Spatial.ioの人気コンテンツ
- リモート会議: 3D空間での没入型会議が可能です。
- バーチャル展示会: 企業が自社製品を3Dで展示し、来場者とインタラクションが取れます。
- バーチャル観光: 美しい表現が可能なため、リアルを再現したスペースも多くあります。
Robloxは子どもたちが楽しみながら学べるコンテンツが豊富で、教育に最適です。一方、Spatial.ioはビジネスの効率化を図るためのコンテンツが充実しており、リモートワークやプロジェクト管理に役立ちます。
まとめ
RobloxとSpatial.ioはそれぞれ異なるユーザー層と特徴を持ち、異なる利用用途に最適化されています。Robloxは教育と体験型学習に強く、子どもたちにとって魅力的なプラットフォームです。一方、Spatial.ioはビジネスユーザー向けに設計されており、リモートワークやプロジェクト管理に最適な環境を提供します。
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